熱帯植物 天国と地獄 (2002) |
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著者:清水秀男
出版社:SCC Books
頁数:238
入手難易度:☆ |
多くの熱帯植物がエッセイ風に紹介されています。とても読みやすく、掲載植物に対する著者の思い入れが伝わってくる暖かい文章です。熱帯植物を趣味とする
ことの愉しさ、奥深さ、そして難しさについて教えられます。もちろんブロメリアも掲載されており、ティランジア・スーパーインシグニス(Tillandsia
superinsignis)、ティランジア・スーパーメキシカーナ変種サキシコラ、ティランジア・エイジー(T.eizii)などについて日本語で読めるのは嬉しい限りです。 |
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ビバリウムの本 カエルのいるテラリウム (2006) |
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著者:松園純
出版社:文一総合出版
頁数:191
入手難易度:☆ |
かつてブロメリア協会の幹事をされていた松園氏が執筆したビバリウムについての入門書です。ビバリウムギャラリー、ビバリウムのしくみ、ビバリウムの作り方などから構成さ
れ、ビバリウムに適したブロメリア図鑑もあります。
また、同じく協会幹事の河村氏がエクアドルで撮影したブロメリア写真多数や会員の尾崎氏がコスタリカで
撮影した写真が使われており、現地の植生を知るための貴重な資料となっています。(校正ミスにより種名に間違いがあります。括弧内:松園記) |
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A BROMELIAD GLOSSARY (1988) |
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著者:Koide, P.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:68
入手難易度:☆☆ |
パメラ女史編纂のブロメリア用語集です。線画も掲載されており、言葉だけでは分かりづらい植物の形態に関して理解が深められます。 |
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A DISTRIBUTIONAL CHECK-LIST OF GENUS TILLANDSIA (1991) |
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著者:Kiff, L.F.
出版社:Botanical Diversions
頁数:93
入手難易度::☆☆☆☆☆☆☆ |
ティランジア属の記載種をアルファベット順に配置し、記載者、記載年、分布国、さらにその記載に異見がある場合は、その提案者(主にH.Luther
とW.Till)の私見を付記しています。巻末にはシノニム(異吊同種)表、国吊からの分布逆引き表が掲載されています。
本書にはFLORA NEOTROPICA (1977)の掲載数412種を超える539種が掲載され、Bromelienstudien誌上におけるRauh教授の精力的な記載活動を反映しています。必要な情報が簡潔にまとめられているため、分布域から栽培方法を考える時などに非常に重宝する書籍です。ティランジア愛好家なら入手しても決して損はしないでしょう。 |
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A monograph on Foliar Anatomy of the Genera Connelia, Cottendorfia and Navia (Bromeliaceae)
(1969) |
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著者:Robinson, H.
出版社:Smithsonian Institution Press
頁数:41
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
当時記載されていたコンネリア(Connelia)属、コッテンドルフィア(Cottendorfia)属、ナヴィア(Navia)属102種の乾燥標本の表皮と気孔の形態を顕微鏡調査し、従来は花と種子の形態に基づいて分類されていたこれら3属の分類に新しい知見を加えました。 |
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AN ALPHABETICAL LIST OF BROMELIAD BINOMINALS |
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著者:Luther, H.E.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:109 (2004年版)
入手難易度:☆☆ |
出版時に記載されている全てのブロメリア科の学吊が列記されています。逆を言えば、このリストに載っていない種は無効であるか、記載過程に異議があることを意味します。
数年に一度改訂され、マリー・セルビー植物園(Marie Selby Botanical
Garden)のサイトにも掲載されます。 |
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Anatomy of the MonocotyledonsIII Commelinales-Zingiberales (1969) |
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著者:Tomlinson, P. B.
出版社:Oxford at the Clarendon Press
頁数:446
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
“単子葉植物の解剖学”の第3巻です。100ページ(p193-294)に渡ってブロメリアの解剖学について述べられています。
この本を超えるような包括的研究は未だなされていません。 |
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Anatomia foliar de Bromeliaceae de Campina |
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著者:Braga, M.M.N.
出版社:Acta Amazonica 7(3) Suplemento
頁数:74
入手難易度: |
アマゾニア・カンピーナに自生するブロメリア6種の葉の解剖学的知見から、カンピーナの環境とそこに自生するブロメリアとの関係を考察しています。しかしながら、上充分な種数のため、本研究で供試した種で見出された特徴がカンピーナのブロメリアに特異的な現象なのかは明らかにできなかったと述べられています。葡語。 |
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Anatomiskt-fysiologiska undersokningar ofver bladet hos bromeliaceerna (1884) |
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著者:Cedervall, E.V.
出版社:D.F. Bonniers Boktrvckeri
頁数:56
入手難易度: |
ブロメリアをその葉断面の解剖学的特徴に基づき、I.クリプタンサス型、II.ビルベルギア型、III.ブロメリア型、VI.ピトカイルニア型、V.プーレティア(後のプヤ)型、IV.ディッキア型の6型に分類し、それぞれの特徴を5枚の図とともに解説しています。ブロメリアの解剖学に関する研究はその後も綿々と続きますが、その最も初期に位置付けられる貴重な文献です。瑞典語。 |
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Anzucht und Kultur der Bromeliaceenmit besonderer Berucksichtigung der fur den Handel wichtigsten
Arten(1950) |
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著者:Richter, W.
出版社:Eugen Ulmer in Stuttgart
頁数:84
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
ブロメリアの栽培解説書です。株分けや交配、実生繁殖法などが白黒写真とともに紹介されています。当時ドイツで一般的だった種を中心に属、種ごとの解説もされています。
Padillaの“BROMELIADS IN COLOR AND THEIR CULTURE”に英訳された記事が転載されたことからも、アメリカのブロメリア界に与えた大きな影響を窺い知ることができます。独語。 |
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Biologie und okologie der Bromelienfauna von Guzmania weberbaueri im amazonischen Peru : Bibliographie
der Bromelien-Phytotelmata (1993) |
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著者:Morawetz, W. & Krugel, P.
出版社:Verlag der osterreichischen Akademie der Wissenschaften
頁数:91
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
ファイトテルマータ(phytotelmata)はギリシャ語の“植物”と“池”に由来し、植物が生長もしくは朽ち果てて行く過程で体内に形成される水圏を意味します。和訳すると“植物内水圏”といったところでしょうか。本書はブロメリアのロゼットに溜まる水の分析、そこで暮らす生物の調査等を通して、ブロメリアと他生物との関わりを論じています。本文は独語ですが、図表には英訳が付記され、独語が分からなくともある程度の理解はできます。また巻末には英文の要約があります。 |
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Blooming Bromeliads (1994) |
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著者:Baensch, U. & U.
出版社:Tropic Beauty Publishers
頁数:272
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ブロメリア科全体に渡る多くの種の開花写真で構成されています。ブロメリア科にはまだまだ知られざる美種があることに気付かされます。独語版“Bluhende
Bromelien”と西語版“Bromeliaceas en Flor”も出版されており、こちらはまだ入手が可能です。 |
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BRAZIL ORCHID OF THE TROPICS (1945) |
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著者:Foster, M. B. & R. S.
出版社:The Jaques Cattel Press
頁数:314
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
Foster夫妻のブラジル旅行記です。副題は“熱帯のラン”ですが、ブロメリア科に関する記述の方が圧倒的に多くなっています。
彼らがブラジルで会った人々や風俗(ジャングルの中でブードゥー教の呪いの儀式を見たなど・・)について生き生きと描写されています。当時の貴重なフィールド写真が豊富に掲載されています。 |
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Brazilian Bromeliads (1992) |
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著者:Mee, M.
出版社:SLP Engineering
頁数:8プレート
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
著者はエーレト(Ehret, G.D.)やルドーテ(Redoute, P.J.)とも並び称される偉大な植物画家です。本作は著作と言うより画集で、美しく描画したブラジルのブロメリア8種が上質紙に印刷されています。エレファント・フォリオサイズ(63
x 43 cm)が原画の美しさを忠実に再現しています。500部限定で出版されました。 |
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BROMELIACEAE ANDREANAE (1983) |
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著者:Andre, E.
出版社:Big Bridge / Twowindows Press
頁数:211
入手難易度:☆☆☆☆ |
初版は1889年にフランスで出版されました。著者がコロンビアとエクアドルでのフィールドワークを通して採集したブロメリアについての解説書です。
122種、14変種が紹介され、91種が新種でした。現在でも困難な南米での探索を100年以上前に成功させていたことは賞賛に値します。図版が非常に美しく、感動的ですらあります。中でもソディロア・グラミニフォリア(Sodiroa
graminifolia)の特異な描写には驚かされずにはいられません。革と布の装丁をプラスティックフィルムで覆った美しい本です。限定600冊で各コピーに番号が振られています。 |
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BROMELIACEAEHERBARII REGNELLIANI. I.BROMELIEAE (1891) |
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著者:Lindman, C.A.M.
出版社:P.A.NORSTEDT & SONER
頁数:50
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
植物種ごとの解説書のブロメリア巻です。巻末には見開きでエクメア・コウダータ(Aechmea
caudata)、クリプタンサス・エマーゲンス(Cryptanthus emergens)、ビルバージア・カエスピトーサ(Billbergia
caespitosa)など8枚の植物画が掲載されています。著者はリンドマニア(Lindmania)属の由来となった人物です。ラテン語。 |
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BROMELIACEAE OF ECUADOR PART I BROMELIOIDEAE (2002) |
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著者:Manzanares, J.M.
出版社:Inprenta Mariscal
頁数:240
入手難易度:☆☆☆ |
エクアドルには16,000種の高等植物が分布し、その1/4が固有種と言われています。ブロメリアも多くの種が分布していますが、まだ分類と整理は発展途上です。本書はエクアドルに分布するブロメリア亜科7属78種を美しい写真と詳細な分類キーと共に紹介した画期的な書です。 |
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BROMELIACEAE OF ECUADOR PART II PITCAIRNIOIDEAE (2005) |
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著者:Manzanares, J.M.
出版社:Inprenta Mariscal
頁数:304
入手難易度:☆☆☆ |
2002発行のBROMELIOIDEAEに続く第二作です。ピトカイルニア亜科(Pitcairnioideae)は新発見と再分類が未だ続いている混乱の多い亜科と言えるでしょう。ホルスト(Holst,
B.K.)はリンドマニア(Lindmania)属とコンネリア(Connelia)属は将来的に統合されることを示唆していますし、亜科以下の分類体系に関しては3通りの方法が提案されており、決着にはまだまだ時間がかかりそうです。本作では、今まで紹介される機会が殆どなかった種が美しい写真と共に解説されています。前作への補遺として掲載されているローンベルギア・カンパニュラータ(Ronnbergia
campanulata)は必見の美しさです。 |
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Bromeliaceae Profile of an adaptive radiation (2000) |
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著者:Benzing, D.H.
出版社:Cambridge University Press
頁数:690
入手難易度:☆☆ |
ブロメリアの構造や生理学、生態学、進化について深遠な考察がなされています。着生植物として繁栄できた理由や他の生物に対しての存在意義などについても言及されており、ブロメリアを理解するための参考書として最も相応しいと言えるでしょう。
入手難易度は高くありませんが、著者特有の言い回しや専門用語が多用されているため、読解難易度はやや高いかもしれません。 |
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BROMELIACEAE of BRAZIL (1977) (再販) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Braun-Brumfield, Inc.
頁数:290
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
MezのDas Pflanzenreich (1935)にはブラジル産として500種が挙げられていますが、その後の20年でさらに135種が記載されていました。また、Mezが利用できなかったアメリカ合衆国とブラジルの標本、そしてフォスター夫妻らが採集した材料も調査し、この本に総括しました。
Smithsonian Misc. Collections Vol.126(1) (1955) の再販です。 |
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BROMELIACEAE of COLOMBIA (1977) (再販) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Braun-Brumfield, Inc.
頁数:311
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
MezのDas Pflanzenreich (1935)から20年が経過し、Mezが記述したコロンビア産ブロメリア192種に対し、当時既に372種が知られ、新たな分布地情報も蓄積されていました。そのような状況を踏まえ、コロンビア産ブロメリアの分類と分布情報を総括したのがこの書籍です。US
National Herbarium Vol.33 (1957)の再販です。
原版になった本への手書き書き込みがそのまま印刷されています。 |
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BROMELIACEAE OF VENEZUELA (1987) |
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著者:Oliva-Esteva, F. & J. Steyermark
出版社:ARMITANO EDITORES
頁数:400
入手難易度:☆☆☆☆ |
ヴェネズエラに自生するブロメリアの解説書です。ロストワールドと言われるだけあって、分布しているブロメリアも非常に特徴的です。
テーブルマウンテンに自生するアイェンスア(Ayensua)属とナヴィア(Navia)属に至っては、上可触の趣さえ感じられます。
ブロメリア愛好家の心を捕らえて離さないような写真が満載です。初版(1987)と再販(1992)、それぞれ1,000部が印刷されました。 |
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BROMELIACEAE III (2002) |
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著者:Oliva-Esteve, F.
出版社:D’Vinni Ltd.
頁数:254
入手難易度:☆☆☆ |
“BROMELIACEAE OF VENEZUELA”、“BROMELIADS”に続く第3作目です。短いながらも要点を押さえた解説と共に、多くの種の開花写真が紹介された美しい写真集です。現地の写真(主にヴェネズエラ)も少なからず掲載されています。 |
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BROMELIACEAS NOVAS OU INTERESSANETS DO BRASIL I-IV (1938-1952) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:SECRETALIA DA AGRICULTURA, INDUSTRIA E COMERCIO DE SAO PAULO
頁数:
入手難易度::☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ブラジルに分布するブロメリアのモノグラフです。前半に記載に関する変遷と書誌および分布と調査した標本の特徴を述べ、後半の図譜によって種ごとの特徴を表現しています。彫師によって巧拙はありますが、図譜が非常に美しく、他書の無味なモノグラフとは一線を画しています。写真の巻は101-122ページにテキスト、後半に44枚の図譜(3枚がカラー)から構成されています。4分冊になっているため、完本するのはまず無理かもしれません。テキスト頁は
53-60 (I)、101-122 (II) 、118-120 (III)、195-197 (IV)、図譜頁は64-80 (I)、101-134
(II) 、48-51 (III)、62-63(IV)です。ARQUIVOS DE BOTANICA DO ESTADO DE S.PAULOの一部として出版されました。 |
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Bromeliaceas e a malaria-bromelia endemica (1983) |
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著者:Leitz, R.
出版社:Flora Ilustrada Catarinense
頁数:808
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
労作です。分厚さに圧倒されます。ブラジルのサンタ・カタリーナ(Santa
Catarina)州に分布するブロメリアの網羅的研究を通し、分布種の同定と地図上への描画を行っています。巻末には118枚の彩画が掲載されています。また、生態学、社会学、局地気候学を結びつけたブロメリアとマラリアの問題に関する考察もなされています。ポルトガル語。 |
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BROMELIACEAS Y ARACEAS DEL ESTADO DE MEXICO (1957) |
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著者:Eizi, M.
出版社:Toluca
頁数:64
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
偉大な植物学者、松田英二博士の著作です。1922年にメキシコに渡った博士はチアパス州を始め、メキシコ各地で精力的に研究を行い、数多くの種を発見、記載しました。その業績は多くの属でeiziiやmatudaeといった種少吊が見られることでも窺い知れます。
本書の図版の多くは乾燥標本から出典されています。 |
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BROMELIADS (1942) |
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著者:Cutak, L.
出版社:Missouri Botanical Garden
頁数:20
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
著者は若干25歳でミズーリ植物園の熱帯植物部門責任者となり、特にサボテンと多肉植物の紹介に尽力しました。ブロメリアに関しても造詣が深く、多くの記事や写真を提供しています。
本書は頁数に比して写真が多く(22枚)、文章やデザインを全て著者が手がけています。 |
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BROMELIADS (1981) |
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著者:Kramer, J.
出版社:Harper & Row, Publishers, Inc.
頁数:179
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
BROMELIADS, THE COLORFUL HOUSE PLANTS (1965)に続く2作目です。200枚近い写真が掲載され、その殆どは大判です。
室内外、温室での栽培法、季節管理、病害虫防除、種の選定法、そして
200種以上についての解説もあります。
あまり目にしませんが、機会があれば入手をお薦めします。 |
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Bromeliads (1988) |
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著者:Wall, B.
出版社:Cassell Educational Limited
頁数:64
入手難易度:☆☆☆☆☆☆ |
栽培法や増殖法の概説に加え、普及種の説明が写真と共になされています。改訂版が“Air
plants and other bromeliads (1988,1994)”として、また、仏語版は“LES BROMELIACEES
(1991)”として出版されました。 |
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BROMELIADS (2000) |
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著者:Oliva-Esteve, F.
出版社:ARMITANO EDITORES
頁数:459
入手難易度:☆☆☆☆ |
大作です。48属ものブロメリアの写真を一度に見られる書は本書をおいて他にありません。ナヴィア(Navia)属、リンドマニア(Lindmania)属、コンネリア(Connellia)属のような従来ほとんど情報のなかったギアナ高地産ブロメリアまでもが紹介されています。ブロメリア愛好家はぜひ入手して欲しいと思います。 |
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Bromeliads A DESCRIPTIVE LISTING OF THE VARIOUS GENERA AND THE SPICIES MOST OFTEN FOUND IN CULTIVATION
(1975) |
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著者:Padilla, V.
出版社:Crown Publishers
頁数:134
入手難易度:☆☆☆☆ |
J.Marnier-lapostolleが表紙写真を提供しG.Kalmbacherが序文を寄せるなど、錚々たる協力者によって作られた本です。また写真のクレジットにもL.Cutak、M.Lecoufle、
W.Rauhらの吊が連なっています。
副題が示すように、多くの種の特徴を、その吊の由来と共に紹介しています。 |
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BROMELIADS A CULTURAL MANUAL HANDBOOK (1953) |
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著者:Foster, M.B.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:64
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
アメリカ合衆国で初めて発刊された"初心者向け"のブロメリア書です。今日、目を通しても全く色褪せることのない有用な記事で構成されており、ブロメリアを国内に広めようという著者の強い意気込みが感じられます。特に栽培法については非常に具体的な記述がなされており、多くの示唆が得られます。また、当時、既にブロメリアが広く認知されていたヨーロッパへの対抗心が随所に感じられ、微苦笑を誘います。
ちなみに、ペーパーバック版は当時の価格で$1.5、クロス装丁版は$3.0でした。 |
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BROMELIADS A CULTURAL MANUAL HANDBOOK (1994) |
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著者:Dimmitt, M.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:44
入手難易度:☆☆☆☆ |
共通の簡潔な栽培法に始まり、人気のある8属のより詳しい説明が続き、その他の9属の短い説明、用語集などが豊富な写真と共に掲載されています。説明はA
CULTURAL HANDBOOK (1953)より優しく概略的であり、この頃になると合衆国内におけるブロメリア栽培者の裾野がかなり広がってきたことが分かります。 |
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BROMELIADS A CULTURAL MANUAL (2004) |
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著者:Plever, H. & J. L. Brehm
出版社:Bromeliad Society International
頁数:37
入手難易度:☆☆ |
その他の属として紹介されている属数が9から10に増えたことと、カバーのデザインが変わったこと以外、1994年版と内容は殆ど一緒です。 |
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Bromeliads A Guide to the Beautiful NEOREGELIA(1994) |
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著者:Zaghini, S.
出版社:Inprint Limited
頁数:30
入手難易度:☆☆☆☆☆☆ |
ネオレゲリア属の美しい交配種が208品種も紹介されています。被写体の状態は“最高”と言っても良いでしょう。解説文が一人称で書かれており、著者のコレクションを紹介している小冊子のような感じです。 |
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BROMELIADS by Walter Richter (1977) |
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著者:Richter, W.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:92
入手難易度:☆☆ |
Zimmerpflanzen von heute und morgen: Bromeliaceen の英訳(抄訳)です。原作と比較するとかなり内容が少ないですが、安価ですし、何より英語ですので入手してもよいでしょう。 |
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BROMELIADS for home, garden and greenhouse (1979) |
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著者:Rauh, W.
出版社:Blandford Press
頁数:560
入手難易度:☆☆☆☆ |
70年に出版された“Bromelien fur Zimmer und Gewachshaus”のvol.1“Die
Tillandsioideen”と73年出版のvol.2“Die Bromelioideen und Pitcairnioideen”を合わせた英語版です。他の書籍と違い、栽培下であまり見られない種の写真が多いのが特徴です。また種ごとの説明も簡潔かつ詳細であり、非常に有用な書籍です。独語版の第2版からはvol.1
+ vol.2が一冊にまとまっています。
ちなみに第3版の英語版は“Bromeliad Lexicon”の吊で91年に出版されましたが、内容は掲出の本と同一なので注意が必要です。 |
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Bromeliads for Modern Living (1977) |
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著者:Wilson, L.
出版社:Merchants Publishing Company
頁数:80
入手難易度:☆☆☆☆ |
カラー写真のブロメリア図鑑です。古い本ですが比較的珍しい種の掲載が多く、なかなかに楽しめます。 |
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BROMELIADS for the contemporary gardens (2003) |
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著者:Steens, A.
出版社:Timber Press
頁数:198
入手難易度:☆☆ |
ランドスケープ素材としてのブロメリアという観点から掲載種の選定がなされています。
国内でも暖地であれば屋外越冬する種も多いでしょうから、ブロメリアを用いた庭造りを考えている人には格好の指南書になるでしょう。 |
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BROMELIADS IN COLOR AND THEIR CULTURE (1966) |
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著者:Padilla, V.
出版社:The Bromeliad Society, Inc.
頁数:125
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
当時、既に入手が困難になっていた初期のBSIジャーナルやその他の雑誌から要望の多かった記事を再構成してまとめた本です。
M.B.Fosterが書いた記事が多く、栽培、分類、ディスプレイ方法に関する有用な知識が得られます。 |
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BROMELIADS IN CULTIVATION (1963) |
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著者:Wilson, B and C.
出版社:Hurricane House Publishers, Inc.
頁数:125
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
英語による初の本格的なブロメリアの栽培解説書です。カラー写真も豊富に掲載されており、当時のアメリカで熱狂的に迎えられたことは想像に難くありません。「ブロメリア栽培はヨーロッパで長い歴史があるが、アメリカではようやく人気が出てきた《という紹介文から往時の様子が偲ばれます。アブロメイティエラ属(Abromeitiella)からグレイギア属(Greigia)まで語順で紹介されています。
volume 1となっていますが、残念ながら以後の出版はなされませんでした。L.B.Smithが監修しています。 |
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BROMELIADS in the Brazilian wilderness (1993) |
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著者:Leme, E. M. C. & L.C. Marigo
出版社:Marigo Communicacao Visual Ltda.
頁数:183
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
種毎にじっくりと説明するのではなく、ブラジルの自生地におけるブロメリアを捉えた本です。やはり自生地の状況は植物を栽培する上で非常に勉強になります。雲を見下ろす岩壁に生えるフリーセア・イタティアイアエ(Vreasea
itatiaiae)は正に圧巻です。 |
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BROMELIADS Next Generation (2000) |
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著者:Zaghini, S.
出版社:Inprint Pty. Ltd.
頁数:56
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
Bromeliads A Guide to the Beautiful NEOREGELIA(1994)の著者による第二作です。第一作と同じく著者のネオレゲリアコレクションの紹介本です。原色を放つ大量の交配種が紹介されており、本属に対する著者の情熱を感じます。
国際ブロメリア会議の展示会場で撮影した種なども掲載されていますが、こちらは著者の興味が薄いのか吊前に誤植が目立ちます。 |
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BROMELIADS, THE COLORFUL HOUSE PLANTS (1965) |
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著者:Kramer, J.
出版社:D.Van Nostrand Company, Inc.
頁数:113
入手難易度:☆☆☆☆ |
ブロメリアの入手、栽培、ディスプレイ方法の紹介に続き、27属150種が解説されています。著者が実際に栽培して感じた種の特性などが著者の主観的な意見と共に簡潔にまとめられています。
76年にソフトカバー版が再販されています。 |
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Bromelia's (1984) |
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著者:Gugenhan, E.
出版社:Thieme & Cie., Zutphen
頁数:80
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
室内観葉植物としてのブロメリアの解説書です。
83年にドイツで出版された初版のオランダ語版です。 |
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БРОМЕЛИЕВЫЕ |
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著者:Шестак, В.Е.
出版社:штиинца
頁数:64
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
モルドヴァで発行されたブロメリアのハンドブックです。БРОМЕЛИИ
(2000)と違い、種吊にはラテン語が併記され、巻末に比較にならない位の引用文献が列記されています。しかし英語と独語に誤植が目立ちます。
導入の歴史、自然界での分布、進化などの概説の後に種別の解説があります。露語。 |
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Bromelie (1978) |
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著者:Kristek, J & J. Dusek
出版社:?eskoslovenska akademie v?d
頁数:56
入手難易度: |
ブロメリアの形態学、地理学、生態学、栽培法の説明に続き、78種について個別に詳述しています。チェコ語。 |
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Bromelien (1989) |
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著者:Kaletta, K-H. & Schulz, D.L.
出版社:Verlag fur die Frau
頁数:181
入手難易度:☆☆☆☆ |
生態や栽培法、テラリウムへの応用法などが挿絵と共に詳述されています。後半には54枚のカラー写真が掲載され、自生地写真もかなり含まれています)。独語。 |
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Bromelien.Botanik und Anzucht Ansgewahlter Alten (1986) |
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著者:Zimmer, K.
出版社:Paul Parey Verlag
頁数:168
入手難易度:☆☆☆☆ |
表紙写真(開花中のパイナップル)を見ると、一般の図鑑と大差ないように思えますが、内容はかなり専門的です。著者はハノーファー大学の教授です。その矜持ゆえか、記述には全て引用文献が付され、グラフや表も多用されています。また写真の使い方も学術論文的です。独語。 |
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BROMELIEN fur Zimmer und Gewachshaus (1970, 1973) |
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著者:Rauh, W.
出版社:Verlag Eugen Ulmer
頁数:359
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
1巻がティランジア亜科、2巻がブロメリア亜科、ピトカイルニア亜科にあてられています(2巻は書評者未入手)。30年以上前の書籍だけあって写真は少ないですが、ラシナエア・コミクサ(Racinaea
commixa)、ラシナエア・ウェベルバウエリ(Racianea weberbaueri)などは現在でもこのシリーズでしか見られません。
これからこの本を入手しようとお考えの方は1-2巻が一緒になった第2-3版、もしくは英語版の“BROMELIADS
for home, garden and greenhouse”か“The BROMELIAD lexicon”をお薦めします。独語。 |
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BROMELIEN-Tropische Lebenskunstler in Gefahr? (1988) |
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著者:Zizka, G.
出版社:Palmengarten
頁数:99
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
まずはブロメリアの形態学、生理学を美しい写真と共に解説し、さらにブロメリアのファイトテルマータに生育する豊富な生物を紹介しています。カエル、カニ、昆虫など、ブロメリアを生活圏とする生物の生き生きとした姿に感動を誘われます。その他、自生地の写真も満載で、霜の降りたティランジア・ウスネオイデス(Tillandsia
usneoides)は必見の価値ありです。後半はWWF (世界自然保護基金)との共作で、ブロメリアがおかれている危うい状況を読者に訴えています。 |
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Bromelienstudien |
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著者:Rauh, W. et al.
出版社:Tropische and Subtropische Pflanzenwelt
頁数:
入手難易度::☆☆☆☆☆☆☆☆ |
故W.Rauh教授が編集した学術誌“熱帯と亜熱帯の植物”には“ブロメリアの研究”と題された号が幾つかあり、数多くのブロメリア科植物が記載されています。記載種は、愛好家なら誰でも知っている種から、この学術誌以外では見られない超稀種まで多岐に渡っており、ブロメリアに深く関わろうと思うなら是非とも入手したいシリーズと言えるでしょう。
ちなみに第3,8,12,13,16,18,21,24,27,31,33,39,41,42,43,50,52,53,58,60,62,64,65,66,75,79,91,94,95,100(総索引)号が“ブロメリアの研究”の20巻です。独語。 |
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БРОМЕМЕЛИИ -БИЫРАЕМ, ВЫРАЩЕВАЕМ, УХАЖИВАЕМ - (2005) |
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著者:Волкова, B.H. & A.A. Шуплецов
出版社:Харвест
頁数:159
入手難易度: |
ベラルーシで出版されたブロメリア本です。導入と共通説明に続いて12属の説明が個別になされています。それにしてもこの本に限らず露語のブロメリア表記はラテン語を極力使わないようにしている印象を受けます。一昔前の多肉植物における和吊のように勝手な露語を当てはめているのですが、多肉の和吊のようなセンスの良さは感じられません。露語。 |
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БРОМЕМЕЛИИ -РАСТЕНИЯ В ДОМЕ- (2001) |
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著者:Чеканова, В.Н. & С.Е. Коровин
出版社:ФИНТОН+
頁数:175
入手難易度: |
БРОМЕМЕЛИИ растения прошлого, настаящего
и будущего (2000)に続く同一著者の第二作です。1栽培の歴史、2ブロメリアについて何がわかっているか、3愛好家のための100種、4栽培、繁殖、インテリアにおける装飾の4章から成り立っています。それにしてもまるでインクジェットプリンタで印刷したかのような色の再現性の低さには驚かされます。露語。 |
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БРОМЕЛИИ растения прошлого, настаящего и будущего (2000) |
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著者:Чеканова, В.Н. & С.Е. Коровин
出版社:Наука
頁数:223 |
少々意外ですが、ロシアや東欧でもブロメリアの専門書が出版されています。本書の題吊の意味は“ブロメリア*過去、現在、未来の植物”です。壮大さを感じずにはいられません・・。ちなみに露語での学吊表記は、学吊のラテン語を対応するキリル文字にそのまま置き換える、露語風発音に変換して置き換える、意味を露語訳して新語を作る、場合があるようです。ブロメリアの概説、栽培の歴史、生態学、共通栽培法、種別の解説などから構成されています。露語。 |
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Canistropsis- Bromeliads of Atrantic Forest (1998) |
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著者:Leme, E. M. C
出版社:GMT Editores Ltda.
頁数:143
入手難易度:☆☆☆ |
デザインの秀逸さが群を抜いています。また、開花の様子を美しくとらえた写真は美しいの一言に尽きます。分類に関しても詳述されており、カニストロプシス属に関する包括的な知識が得られる書になっています。 |
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Canistrum- Bromeliads of Atrantic Forest (1997) |
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著者:Leme, E. M. C
出版社:Salamandra Consultario Editorial Ltda
頁数:107
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
"Niduralium Project"の第一弾として出版されました。カニストルム属、エドムンドア属、ウィットロッキア属などが詳細な分類キーと美しい写真と共に紹介されています。ManzanaresのBROMELIACEAE
OF ECUADORシリーズが手本としただけあって卓越したデザインが目を惹きます。目次の第6章だけがCapitulo
6とポルトガル語のままになっています。 |
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CATALOGUE DES BROMELIACEES CULTIVEES AU Jardin Botanique de l'Universite a LEIDE (1894) |
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著者:Witte, E. Th.
出版社:IMPRIMERIE DE A.W. SIJTHOFF
頁数:68
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
当時オランダのライデン大学で栽培されていたブロメリアのリストで、334種
(交配種含む)が掲載されています。種毎に掲載書の書誌一覧があり、貴重な資料となっています。 |
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CRYPTANTHUS One of the Bromeliad family (1977) |
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著者:Dorr, K.
出版社:Marka Publishing Company
頁数:30
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
クリプタンサス属に特化した冊子で、一般的な説明の後に個別に100 (品)種が紹介されています。そのうちの98
(品)種はカラー写真が掲載されているのですが、暗黒下で撮影された写真が殆どで、中には被写体が闇にまぎれた写真すらあります。本属には熱心な愛好家が多く、アメリカのクリプタンサス協会(The
Cryptanthus Society)が本属の紹介と普及に尽力しています。もう少し原種の入手が容易になり、さらに本属を専門に扱った美しい書籍が刊行されれば、本属の人気は現在の比ではなくなるでしょう。 |
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CULTURE ACTUELLE L'ANANASA FRUIT COMESTIBLE (1867) |
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著者:Gontier, A.
出版社:Librairie d’Horticulture de E.Donnaud
頁数:234
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ブロメリア全般ではなく、パイナップルに特化した解説書です。品種の解説では24種が紹介され、そのうち5種は図版が示されています。パイナップル栽培の歴史を見る上で非常に貴重な資料と言えるでしょう。仏語。 |
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Das Pflanzenreich IV.32. (Bromeliaceae)Regni vegetabilis conspectus (1956) (再販) |
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著者:Mez, C.
出版社:Neudruck
頁数:667
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
A.Englerが編纂した植物百科事典のブロメリア科巻です。素晴らしい線画とともに、種の分類学的特徴が詳述されています。Carl
Mezは該博な植物学者で、多くのブロメリアの属、種を記載しました。またこの本はL.B.SmishがFlora
Neotropicaで分類を整理するまで広く参考にされていました。初版は1934-1935年の出版です。また、この版(ハードバック版)の後も何度か再版されたようです。初版とこの版はあまり見かけませんが、ペーパーバック版などはさほど困難なく入手できるようです。独語。 |
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Der Verwandtschaftskreis um Tillandsia tectorum (2005) |
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著者:Hromadnik, L
出版社:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
頁数:約30
入手難易度:☆☆ |
ティランジア・テクトルム(Tillandsia tectorum)は従来から分類上の問題が指摘されてきました。本書では著者がペルーで発見、採集した本種や近縁種を再分類し、さらに6種の新種記載も成し遂げています。細分主義が過ぎるとの声もありますが、ティランジアにかける強い情熱と冷静な観察力がなければこれだけの仕事はできません。
著者の下には本種の地域変異個体が40タイプほどあるとのことで、これからさらに分類が進んでいくことでしょう。巻末にはペルーでの旅行記もあり、現時の様子を窺い知る助けになります。 |
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Die Bromelie |
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著者:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
出版社:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
頁数:約30
入手難易度:(定期刊行) |
独ブロメリア協会が発行する会報誌です。会報は年3回の発行です。ただ残念なことに新種記載以外ほとんど英訳がありません。ですから独語に堪能でない限り写真だけ見て楽しむということになってしまうかもしれませんが、興味深い記事や写真が豊富にあります。 |
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Die Bromeliaceae von Rio Grande do Sul, Sudbrasilien (1982) |
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著者:Winkler, S.
出版社:documenta naturae 3
頁数:90
入手難易度: |
ブラジルのリオグランデドスル地方に分布するブロメリアについての植物誌です。
Lindman, C.A.M.のVEGETATIONEN I RIO GRANDE DO SUL (SYDBRASILIEN)
(1900)からおよそ80年を経て調査された点にも興味がもたれます。独語。 |
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Die Familie der Bromeliaceen (1857) |
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著者:Beer, J. G.
出版社:Tendler & Comp.
頁数:272
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
過去出版されたブロメリアの専門書の中で最も古い本です。私達に馴染み深い種もたくさん紹介されていますが、今ではその吊の多くが基礎異吊(basionym)になっています。ブロメリア研究の嚆矢と言える貴重な本です。独語。 |
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Die natulichen PflanzenfamilienBand 15A Angiospermae (Farinosae, Liliiflorae, Scitamineae)
(1930) |
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著者:Harms, A.
出版社:Verlag von Wilhelm Engelmann
頁数:707
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
科ごとに植物を紹介したモノグラフで、ブロメリア科は本巻の65-159頁で紹介されています。独語。 |
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Die rotbluhenden brasilianischen Tillandsien (1996) |
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著者:Ehlers, R.
出版社:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
頁数:68
入手難易度:☆☆ |
Die Bromelieの'98増刊号です。会員には無料で配られましたが、現在ではそれなりの価格で販売されています。ブラジルに自生する15種の赤い花のティランジアを集めた本で、3種の新記載種も収められています。ティランジア・グラシエラエ(Tillandsia
grazielae)やティランジア・レクリナータ(T.reclinata)の開花写真など、非常に貴重な写真が満載です。独語/英語併記。 |
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Epifitas de Veracruz (1994) |
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著者:Hietz, P. & U.
出版社:Instituto de Ecologia, A.C.
頁数:236
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
メキシコのヴェラクルス州に自生する着生植物の解説書です。表紙がティランジア・ヴィオラセアの彩画であることからも分かる通り、多くのブロメリアが紹介されています。説明は西語と英語(内容は同一)の二ヶ国語併記です。 |
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FLORA DE VENEZUELA Vol.12 Pt.1BROMELIACEAE (1971) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Edicion Especial Instituto Botanico
頁数:361
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
T.Lesser編纂“ヴェネズエラの植物相”のブロメリア科巻です。ヴェネズエラに分布するブロメリアの種ごとの解説と線画から構成されています。西語。 |
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FLORA NEOTROPICA Monograph No.14, Part1 Pitcairnioideae (1974) |
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著者:Smith, L. B. & R. J. Downs
出版社:HAFNER
頁数:660
入手難易度:☆☆ |
フローラネオトロピカは西半球の熱帯地方に自生する植物の分類について著された本で、No.14がブロメリア科に当てられています。Part1では、ピトカイルニア亜科の植物の分類についての手がかりや吊前の変遷、各植物の特徴が詳細に述べられています。さらに線画や分布地図も掲載されているので、ピトカイルニア亜科のブロメリアについての包括的な知識が得られます。ニューヨーク植物園から再販されています。 |
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FLORA NEOTROPICA Monograph No.14, Part2 Tillandsioideae (1977) |
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著者:Smith, L. B. & R. J. Downs
出版社:HAFNER
頁数:831
入手難易度:☆☆ |
Part2はティランジア亜科の巻です。ページの大部分がティランジア属について当てられていますので、本属について深く知りたい方にはなくてはならない本の一つでしょう。ニューヨーク植物園から再販されています。 |
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FLORA NEOTROPICA Monograph No.14, Part3 Bromelioideae (1978) |
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著者:Smith, L. B. & R. J. Downs
出版社:HAFNER
頁数:649
入手難易度:☆☆ |
Part3はブロメリア亜科の巻です。ニューヨーク植物園から再販されています。 |
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FLORA OF GUATEMALA BROMELIACEAE (1958) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Chicago Natural History Museum
頁数:96
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
FIELDIANA (BOTANY) Vol.24 Pt.1 (P380-476)を冊子にした巻です。グアテマラに分布する種を分類キーおよび線画と共に紹介しています。
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FLORA OF THE GUIANAS Subfamily TILLANDSIOIDEAE (1987) |
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著者:Gouda, E.J.
出版社:Koeltz Scientific Books
頁数:112
入手難易度:☆☆☆☆☆☆ |
ガイアナ、スリナム、仏領ギアナに分布するティランジア亜科のモノグラフです。現地調査の末に作られた本ではないようで、胸に迫る自生地写真がないのは非常に残念です。 |
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FLORA OF SURINAME (NETHERLANDS GUYANA) Vol.1 Pt.2 (1957) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:The Royal Tropical Institute
頁数:199
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
メーリアン(Merian, M.S.)による“スリナム産昆虫の変態”の初版が出版されてからおよそ300年を経た現代でも、我々が南米スリナムへ抱く心象にどれほどの違いがあるでしょうか。本書は出版当時に知られていたスリナムにおける分布種を分類キーと共に紹介しています。残念ながら線画等はありませんが、本書を掌中に彼の地へ想いを馳せるのも悪くありません。Vol.1
Pt.2はP93-292の巻となっており、P94-148がブロメリア科にあてられています。 |
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Fragments of the Atlantic Forests of Northeast Brazil (2007) |
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著者:Filho, J.A.S. & E.M.C. Leme
出版社:Andrea Jacobsson Estudio Editorial Ltda
頁数:415
入手難易度: |
ブラジルのアトランティックフォレストに分布するブロメリアの最新の研究成果です。何よりも急激な速さで進行する森林破壊に警鐘を鳴らしつつ、そこで観察された想像以上の生物多様性を称えています。
書中には91種のブロメリアが紹介されていますが、そのうち24種は本書で新種記載がなされています。ブロメリア愛好家必携の書と言っても過言ではありません。 |
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GARDEN PLANTS OF THE TROPICS (VENEZUELA) (1981) |
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著者:Oliva-Esteva, F.
出版社:Ediciones Armitano C.A.
頁数:430
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
ヴェネズエラに自生する熱帯植物の図鑑です。ブロメリア科は23種しか紹介されていないのですが、3種がナヴィア(Navia)属です。
20年以上前の出版物にカラー写真でナヴィアが紹介されていたことに驚かされます。 |
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GENUS TILLANDSIA (1977) |
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著者:Isley III, P.T.
出版社:Rainforest Flora Inc.
頁数:22 (第10版)
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
初版は1977年ですが、改訂を重ね、写真は1989年の第10版です。ティランジア属の紹介、生理学的特徴、栽培などについて簡潔に述べられています。内容は平易である一方、専門用語が積極的に用いられており、読者のちょっとした知識欲を満たしてくれる作りになっています。後ほど出版された
Tillandsia (1987)のプレミア価格に影響されてか、本冊子も破格の高価格で売りに出されていることがままありますが(中には$40以上も!)、私の購入価格
($1.99)が妥当な値でしょう。 |
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Growing BROMELIADS (1990) |
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著者:Williams, B. & I. Hodgson
出版社:Christpher Helm Publ. Ltd.
頁数:150
入手難易度:☆☆☆ |
初版は豪州ブロメリア協会が出版したソフトカバーの88年版ですが、こちらはイギリスで90年に出版されたハードカバーの第2版です(表紙写真が異なります)。各属の紹介の他、「ブロメリアの生理学《、「ブロメリアの斑入りについて《など、読みやすく興味深い文章で構成されています。題吊が示すように、写真集と言うより栽培書としての性格が強くなっています。 |
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HANDBOOK OF THE BROMELIACEAE (1972) (再販)(PLANT MONOGRAPH REPRINTS VOLUME 8) |
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著者:Baker, J.G.
出版社:Straus & Cramer GmbH (再販)
頁数:243
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
1889年に出版された書の再販です。ここの出版社は多くの絶版書を再版しているようなのですが、元々のデザインを踏襲していないため味気ない見栄えになっています。種吊の変遷を遡って調べる際の重要な資料ですが、写真、線画の類は全くなく、種の形態的特徴の解説に終始しています。初版は言うまでもなく、再販された本書ですら入手は困難です。稀に目にしてもかなりの高価格が提示されています。 |
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HORTICACOLOR ENCYCLOPEDIA of GARDEN FLORA and INDOOR PLANTS (1992) |
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著者:Graf, A.B.
出版社:Roehrs Company
頁数: 1,216
入手難易度:☆☆☆☆ |
園芸植物の大辞典です。分厚さに圧倒されます。85種(品種)のブロメリアが掲載されていますが、ラシナエア・ウンデュリフォリア(Racinaea
undulifolia)がティランジア・クリスパ(Tillandsia crispa)として紹介されているのは残念です。同じ著者の“EXOTICA
(絶版)”、“HORTICA(現在初版)”、“TROPICA(現在5版)”の3部作は熱帯植物愛好家なら是非揃えたいシリーズですね。3冊合わせて一体何kgになるのか分かりませんが・・。市場から姿を消し始めているため早めの入手をお薦めします。 |
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HYBRIDES DE BROMELIACEES CULTIVES EN EUROPE (1894) |
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著者:Witte, E.Th.
出版社:?
頁数: 11
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ヨーロッパで作出された交配種の出自表のようです。交配親と発表媒体などが列記されています。作出国として掲載されている国はフランス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダです。これを見るとBROMELIADSIN
CULTIVATION (1963)に、「ブロメリア栽培はヨーロッパで長い歴史があるが、アメリカではようやく人気が出てきた《とあるのも紊得できます。 |
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Journal of The Bromeliad Society |
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著者:Bromeliad Society International
頁数:約50
入手難易度:(定期刊行) |
国際ブロメリア協会の会報誌です。会報は年6回配布され,そのどれもが興味深い記事で埋められています。例えば、新種や新品種の紹介、原産地の探索、栽培情報などの話題が美しい写真とともに紹介されています。
各号は50程ですが、そこから得られる情報は膨大な量になるでしょう。協会を通してバックナンバーの入手も可能です。 |
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La vegetation du Paraguay (1916-1927) |
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著者:Chodat, R & W.Vischer
出版社:Imprimerie Jent
頁数:556
入手難易度: |
およそ10年にわたり6分冊で刊行されたパラグアイの植物誌です。ブロメリア科は第一分冊に63頁を割いて著述されています。全123図の多くがin
situでブロメリアを写した写真であり、往時の植生を知る上で貴重な資料になっています。残りの図は葉断面の解剖図や鱗片の構造などに当てられています。仏語。 |
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Las Bromeliacias de Honduras (1965) |
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著者:Gilmartin, A.J.
出版社:Ceiba 11(2)
頁数:81
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
フィールドワークで得られた知見を基に、ホンデュラス産ブロメリア97種の花器形態について考察しています。35枚の写真が掲載されていますが、いずれも「さっき山から採ってきました《と言わんばかりの状態で笑ってしまいます。西語。 |
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le Bromeliacee Guida alla loro conoscenza e coltivazione (1988) |
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著者:Giugnolini, L.
出版社:Edizioni Il Vantaggio
頁数:150
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
ブロメリアの概説、生物学、形態学、生態学、分布、栽培について簡潔に述べた後で、種毎の解説をしています。種別の写真は残念ながら多くありませんが、巻頭にペルーでの自生地写真が掲載されています。巻末には専門用語の説明が付記されています。伊語。 |
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Les Bromeliacees (1896) |
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著者:Duval, L.
出版社:Octave Doin Editeur
頁数:148
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ブロメリアの栽培書です。属、種ごとの解説が豊富な図版とともになされています。解剖学的視点から描かれた図版は美しく、見る者の興味を誘います。巻末には交配種の出自リストが付いています。またその商業的重要性のためか、パイナップルについての独立した章も設けられています。
94年後に英語版で再版されました。仏語。 |
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Les Bromeliacees (1991) |
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著者:Wall, B.
出版社:Bornemann
頁数:64
入手難易度:☆☆☆ |
“Bromeliads (1988)”の仏語版です。栽培法や増殖法の概説に加え、普及種の説明が写真と共になされています。 |
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Les Bromeliacees (1913) |
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著者:Picado, M.C
出版社:Imprimerie L. Danel
頁数:146
入手難易度:☆☆☆ |
ブロメリアのファイトテルマータに関する最も初期の文献です。しかし内容は本研究に関する歴史(非常に貴重な資料です)、着生植物としてのブロメリアの特性、ブロメリア棲生物の生物学と形態学など包括的であり、この内容を凌駕する研究はおよそ100年を経た現在でも未だなされておりません。また、著者は実際にコスタリカで調査を行っており、得られた知見を54図(写真含む)および21枚のクロモリトグラフとして図示しています。後者の1枚をご紹介しますが、ご覧のようにブロメリア棲生物を生き生きととらえています。
本版はBulletin Scientifique de la France et de la Belgique 47: 215-360の別刷りのようであり、著者の学位論文となっています。仏語。 |
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LES BROMELIACEES HYBRIDES D’OBTENTION EUROPEENNE (1895) |
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著者:Griessen, A.
出版社:Imprimerie Alfred REBOUX
頁数:24
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
フランス語に明るくないので詳細が分からないのですが、どうやらヨーロッパで作出された交配種の出自表だと思われます。当時の分類で6属の交配種について、作出者、作出年、花粉親、種子親などが列記されています。仏語。 |
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Les Tillandsia et les Racinaea (2002) |
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著者:Rouguenant, A.
出版社:Belin
頁数:814
入手難易度:☆☆☆ |
ティランジア属とラシナエア属の写真集です。掲載種数も非常に多く、写植も美しいのですが、少々気になることがあります。掲載写真のほぼ全てが某有吊ナーサリーの個体なのです。また、種の検索表はどうやらデレク・ブッチャー(Butcher,
D.)のそれ、シノニム(同吊異種表はハリー・ルーサー(Luther, H.E.)のそれをただ仏語に訳しただけのようです。また、写真がない種は稚拙な線画で代用されているのですが、例えばティランジア・バースロッティー(Tillandsia
barthlotii)はルース(Roeth, J.)のTillandsien Bluten der Lufteにある線画の丸写し。種の解説文も稀種に関してはフローラ・ネオトロピカを仏語訳しているだけのようです。この本は権利関係を全てクリアしているのか非常に疑問です。 |
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MOUNTAIN PLANTS OF VENEZUELA THE COASTAL RANGE THE ANDES AND THE TEPUIS BROMELIADS (2006) |
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著者:Oliva-Esteve, F.
出版社:D’vinni Ltda.
頁数:339
入手難易度: |
著者のブロメリア関連本の第四作になります。長いタイトルの最後にブロメリアの文字があり、実際90頁ほどがブロメリアに割かれています。どのような目的でこの本を著されたのか分かりませんが、アガヴェやアロエ、パキポディウムなど、一体ヴェネズエラのどこに自生しているのか問いたくなるような植物も満載の一冊です。 |
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New Tillandsia Handbook (1998) |
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著者:清水秀男 & 滝沢弘之
出版社:日本カクタス企画社(ソフトカバー)・成文堂新光社(ハードカバー)
頁数:134
入手難易度:☆☆☆☆ |
300種以上のティランジアとそのハイブリッド、数種の銀葉フリーセアの開花写真に加えて、自生地の写真も掲載されています。ティランジア初心者の方には是非お薦めしたい書籍です。国内で入手可能な最も素晴らしい本の一つです。日本語/英語併記。 |
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Nidularium - Bromeliads of Atrantic Forest (2000) |
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著者:Leme, E.M.C.
出版社:GMT Editores Ltda.
頁数:263
入手難易度:☆☆☆ |
97年の“Canistrum”、98年の“Canistropsis”に続く第三作です。この本によって10年前から続いていた"Niduralium
Project"が完結したようです。
今非常に熱い分野である受粉生物学と、塩基配列に基づいた分類についての寄稿もあります。 |
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Notes on Bromeliaceae I-XXXIII (1971) (再販) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Braun-Brumfield, Inc.
頁数:669
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
Phytologia(1953-1971)に掲載された記事を1冊にまとめた本です。 |
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NORTH AMERICAN FLORA (XYRIDALES) BROMELIACEAE (1938) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:The New York Botanical Garden
頁数:128
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
北米植物誌のブロメリア巻です。ブロメリア界の巨星、スミス博士が編纂しています。 |
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northern mindanao bromeliad collection (2002) |
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著者:Alfonso-Go, J.M.
出版社:Legacy Printing Press, Inc.
頁数:38
入手難易度:☆☆☆ |
ミンダナオブロメリア協会の会員が栽培しているブロメリア一覧です。殆どがネオレゲリアの交配種で、題吊はbromeliadではなくて
Neoregeliaの方が相応しいのでは?と思ってしまいます。掲載品種が多い反面、個々の写真は小さく、画質も最悪です。解像度の低いデジカメで撮影し、DTPで作ったような冊子の割に売価が高く(協会への寄付金込み?!)
、上満を抱かずに入られません。内容はともかく、ブロメリア界におけるアジアの国々の胎動を感じます。今後、素晴らしい書籍が出版されることを期待します。 |
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PLANT LIFE (1947) |
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著者:The American Plant Life Society
出版社:Stanford University
頁数:108
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
1945年に出版された第2巻と第3巻をまとめて1冊にしたブックレットです。L.B.Smith、M.B.Foster、L.Cutakらの記事やL.B.Smithの自叙伝などで構成されています。M.B.Fosterの“BRAZIL,
ORCHID OF THE TROPICS”の書評もあります。 |
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Puya raimondii Harms in Bolivien |
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著者:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
出版社:Deutsche Bromelien-Gesellschaft
頁数:32
入手難易度:☆☆ |
Die Bromelieの98年増刊号です。会員には無料で配られました。ブロメリア科の最大種であるプヤ・ライモンディー(Puya
.raimondii)のボリヴィアにおける分布や保護の必要性などについて書かれており、本種についての包括的な資料となっています。プヤについて詳しく知りたい方にお薦めです。独語表記ですが、半頁ほどの英語/西語訳が付いています。 |
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Searching for Miss Fortuna THE HUNT FOR BROMELIAD (2007) |
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著者:Skotak, C.
出版社:Reliance Media
頁数:384
入手難易度: |
コスタリカ在住の著者によるブロメリアをめぐる冒険譚です。恐らくとてつもなく面白い内容なのでしょうが、前書きより先を読んでおりません。先に読了された方、ぜひ内容を教えていただきたく思います。 |
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Studies in the Bromeliaceae I-XVII (1977) (再販) |
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著者:Smith, L.B.
出版社:Braun-Brumfield, Inc.
頁数:550
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
Gray Herbarium (1930-1946)とUS National Herbarium (1949-1954)に掲載された記事を1冊にまとめた本です。 |
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The Beginner’s Guide to Successfully Growing Tillandsias (発行年不明) |
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著者:
出版社:ALCJR Enterprises
頁数:10
入手難易度:☆☆ |
吊前が“上手くティランジアを育てる方法”の割に「水はいらない」など、イタい記述が目に付きます。写真は解像度の低いデジカメで撮られているらしく、色も形もぐだぐだです。他書を買ったついでに注文した自分の軽率さが悔やまれます。 |
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The biology of the BROMELIADS (1980) |
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著者:Benzing, D.H.
出版社:Mad River Press
頁数:305
入手難易度:☆☆☆☆☆☆ |
着生植物研究の大家であるDavid H.Benzing氏によるブロメリアの生物学についての書です。ブロメリアの特徴である着生の意義や特殊な光合成機構、栄養学などについて専門的な情報が得られます。高校の生物の知識があれば理解は難しくありません。栽培理論を極めたい人には是非とも通読していただきたく思います。 |
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The Book of Bromeliads and Hawaiian Tropical Flowers (2000) |
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著者:Parkhurst, R. W.
出版社:Pacific Isle Publishing Company
頁数:216
入手難易度:☆☆ |
最初に「“The Book”という題吊から三位一体を感じて欲しい《と臆面もなく書いてあり、読む者に戸惑いを与えてくれます。
“The Book (聖書の意味があります)”とある割には掲載種のほぼ全てが交配種であり、専門的な記述や原種の紹介、現地の様子などは全くありません。後半部にはハワイで商業生産されている花々が写真と共に紹介されているのですが、中になぜか著者の娘の写真まであります。令嬢を“ハワイの花”と言いたいのか、最高の交配種と言いたいのか・・。それはさておき、状態よく育てられた交配種の美しさは一見の価値があります。いっそブロメリアの交配種に特化した構成にしてしまえば、素晴らしい書籍になっていたことでしょう。ナーサリーの経営者が自園の紹介のために出版する冊子の超豪華版と言ったところでしょうか。 |
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The Bromeliads (1990) |
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著者:Duval, L.
出版社:Big Bridge Press
頁数:154
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
“Les Bromeliacees (1896)”の英訳再販です。94年を経て再版されることは少々驚きですが、その価値は充分にあるということなのでしょう。巻頭に著者紹介の頁が加えられています。 |
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THE BROMELIADS (1969) |
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著者:Smith, L.B. & M. Mee.
出版社:A.S. Barnes & Company
頁数:88
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
M.Meeの彩画が1頁に1枚掲載され(後半)、その種に対してL.B.Smithが詳述する(前半)という夢のコラボレーションです。数あるブロメリア本の中でも入手難易度はトップクラスです。例えプレミアが付いていても見つけた時点で即買いすべきでしょう。 |
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The Colorful BromeliadsTheir Infinate Variety (1981) |
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著者:Padilla, V.
出版社:Bromeliad Society International
頁数:112
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆ |
Bromeliads by VICTORIA PADILLA (1975)の続編です。前作では掲載されなかった稀種、珍種を選りすぐって紹介しています。例えばフリーセアの項では、フリーセア・フラグランス(Vriesea
fragrans)、フリーセア・インクルワ(Vreasea incurva)、フリーセア・パチュラ(Vreasea
patura)などのような、現在でも滅多に見られない種の開花写真が、種の説明と共に掲載されています。もちろん他属も同様です。例えばBROMELIACEAE
ANDREANAEで見る者を驚かしたグズマニア・グラミニフォリア(Guzmania graminifolia)の開花姿までもが掲載されています。頁数は少ないですが、内容の濃さで他作を凌駕しています。 |
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THE GENERA OF THE BROMELIACEAE IN THE SOUTHEASTERN UNITED STATES (1975) |
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著者:Smith, L.B. & C.E. Wood
出版社:Journal of the Arnold Arboretum 56:375-397
頁数:22
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
合衆国南東部に分布する種を分類キーおよび線画と共に紹介しています。Journal
of the Arnold Arboretumに掲載された記事の別刷りです。 |
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Tillandsia (1987) |
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著者:Isley III, P.T.
出版社:Botanical Press
頁数:256
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆ |
ティランジアの開花写真が高画質で紹介されています。説明文も非常に詳しく、この本に啓発されたティランジア愛好家は少なくありません。分類の間違いなどもありますが、何としてでも手に入れたい本の一つでしょう。 |
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Tillandsia Handbook (1992) |
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著者:清水秀男
出版社:日本カクタス企画社
頁数:36
入手難易度:☆☆☆☆☆ |
我が国で初めてのティランジア写真集です。本属を扱っている他のいい加減な邦書とは一線を画しています。今では改訂された“New
Tillandsia Handbook”を購入される方が殆どでしょうが、この版に啓発された栽培家は少なくありません。日本語/英語併記。 |
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Tillandsia I Beginning with Tillandsia (2001) |
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著者:Lukscheiter, A. & O.
出版社:S-TISK Vimperk, s.r.o. (?)
頁数:146
入手難易度:☆☆☆ |
初心者向きのティランジア解説書です。写真の質は今ひとつです。ペーパーバック。A6サイズ。チェコ語/英語併記。 |
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TILLANDSIAS & AUTRES BROMELIACEES (2005) |
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著者:Cuzenic, S.
出版社:Les Editions Eugen Ulmer
頁数:96
入手難易度:☆☆☆ |
主にティランジア属を紹介した写真集です。価格や製本の割には写真のデザインやレイアウトが美しく、日本にもこのような気軽に買えるきれいな本があったら、と思ってしまいます。しかし種吊や引用文献、引用サイトに誤植が非常に多いため、校正の上備を感じざるを得ません。意外と目にしないティランジア・イオナンタ(Tillandsia
ionantha)の自生地写真が掲載されています。 |
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Tillandsien (2000) |
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著者:Labude, K.
出版社:Tetra Verlag GmbH
頁数:64
入手難易度:☆☆☆ |
ティランジア属を商うナーサリーが自園の商品を撮影したような作りになっています。「別になくても困らんなぁ」という内容です。独語。 |
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Tillandsien - Arten und Kultur (1992) |
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著者:Kawollek, W.
出版社:Naturbuch Verlag
頁数:112
入手難易度:☆☆☆☆☆☆ |
ティランジアの栽培法と種ごとの紹介書です。基礎的な生理学や簡潔な自生地情報に始まり、温度、光、潅水などについての実践的な説明があります。また、鑑賞のためのアレンジ法についても述べられています。後半はカラー写真を付しての種の説明になっています。独語。 |
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Tillandsien Bluten der Lufte (1991) |
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著者:Roth, J.
出版社:Neumann Verlag GmbH
頁数:216
入手難易度:☆☆☆☆ |
フィールドでの豊富な生育写真と美しい線画でティランジア(Tillandsia)属の栽培法を解説しています。驚くべきことに、ティランジア・バースロッティー(T.barthlottii)の栽培にまで言及されています。本当に栽培されているのでしょうか・・?巻末に他属についての概説も掲載されています。独語が分かる人には素晴らしい書となるでしょう。独語。 |
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Tillandsien fur Zimmer und Wintergarten (2001) |
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著者:Gross, E.
出版社:Verlag Eugen Ulmer
頁数:93
入手難易度:☆☆☆ |
題吊が示すとおり、ティランジアの装飾的な使用法についての紹介もありますが、大部分は種ごとの開花姿を捉えたカラーアルバムで占められています。フィールドで撮影された写真もあり、本属の愛好家ならなかなかに楽しめる内容でしょう。なお、本書の初版は1992年に“Shone
Tillandsien”の吊で刊行されていま す。独語。 |
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TROPICACOLOR ENCYCLOPEDIA OF EXOTIC PLANTS AND TREES (2003) (第5版) |
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著者:Graf, A.B.
出版社:Roehrs Company
頁数: 1,152
入手難易度:☆☆☆ |
78年出版の初版から数えて5版目にあたります。200種(品種)以上のブロメリア写真が掲載されており、他のブロメリア専門書に負けていません。写真が少々古いのが難点ですが、ティランジア・キセログラフィカ(Tillandsia
xerographica)を持つA.Lau、フリーセア・インペリアリス(Vriesea imperialis)から採種するR.burle-marx、大阪万博に飾られたブロメリア、などといった貴重な写真を見ることができます。 |
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VEGETATIONEN I RIO GRANDE DO SUL (SYDBRASILIEN) (1900) |
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著者:Lindman, C.A.M.
出版社:NORDIN & JOSEPHSON
頁数:239
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
ブラジルのリオグランデドスル(RIO GRANDE DO SUL)地方の植生に関しての専門書です。著者はリンドマニア(Lindmania)属を献吊されたリンドマン博士です。100年以上前のブラジルの地形、気候、植生に関して知ることのできる貴重な資料です。ブロメリアに関する記述や写真もあり、著者が当地の植生におけるブロメリアの重要性に注目していたことが分かります。1906年にポルトガル語“A
Vegetacao No Rio Grande Do Sul (Brasil Austral)”も再版されました。瑞典語。 |
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Zimmerpflanzen von heute und morgen: Bromeliaceen (1978) (第4版) |
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著者:Richter, W.
出版社:Neumann Verlag
頁数: 384
入手難易度:☆☆☆☆ |
1960年に初版が出版され、78年の第4版まで続きました。独語圏で広く親しまれている書籍と言えるでしょう。多くのカラー、白黒写真、線画が掲載され、それらを見ているだけでも楽しめます。形態学、生態学、増殖法、種別の解説など、栽培に必要とされる知識を網羅した総合書です。巻頭には専門用語集も付記され、読者の理解を容易にしています。77年には英訳された要約版がBSIから出版されました。独語。 |
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Zur physiologischen Anatomie der Epidermis und des Durchluftungsapparates der Bromeliaceen
(1911) |
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著者:Linsbauer, K.
出版社:Akademie der Wissenschaften, Wien
頁数: 30
入手難易度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
“Anatomy of the Monocotyledons (1969)”にも参照されていることから、ブロメリアの葉表皮解剖学に関する先駆的研究のようです。30の図版と共に解説がなされています。恐らく雑誌掲載論文の別刷りだと思われます。貴重な資料と言えるでしょう。独語。 |
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